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2021年8月6日金曜日

不動産投資の成功の要素 その2その3

 前回、うまくいくオーナー様の特徴の1つ目をお話致しましたので、今回はその続きです。

 

特徴の2つ目は「投資として長期的視点で見ることができる」ことです。


うまくいかれている方の多くが、目の前の損得に振り回されず、ちゃんとした「投資」の視点をもってお金を使われています。「小利をむさぼって大利を失う」ではなく「損して得取れ」が出来るかどうかが大切です。

よくあるのが「工事費を必要以上にケチって安かろう悪かろう部屋を作ってしまい、空室が増え結果的に家賃が下がる」とか「手数料をケチって協力業者さんから今後の紹介が減る」とか、「人件費を必要以上にケチって自分の時間がなくなる」といった目の前の利益を優先してケチな状態になったことで、将来得られるであろう利益や得(徳)を失う事例です。節約することとケチなことは違います。

これは単にその方の資質としてケチ、という事もあり得ますが、長期的な展望で不動産投資・賃貸経営の目的や目標を見れていない、ということも原因かも知れません。これは目的・目標という原点に返ることで防ぐことが出来るかと思います。

 

最後3つ目の特徴は「考え方に柔軟性がある」ことです。


ダーウィンの進化論の中に

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である

とあるように、変化に対応できる柔軟性は不動産投資・賃貸経営を成功させるにあたっても非常に大切です。

不動産業界自体は他の業界に比べると変化の少ない遅い業界です。未だにFAX使って資料のやり取りが当たり前のように行われているところも多々あります。とはいえ顧客の一つである入居者の方は業界外の人々がほとんどで、そのニーズや市場の変化は日々すごいスピードで起こっています。不動産オーナーや管理会社はその変化に対応していく必要があるのです。

よく言われるのが「今まではこのやり方で入居者が決まっていた」とか「外国人や高齢者、性的マイノリティは入居は不可」などで、視点が顧客ではなく自分や内側にあることが多いと、中々顧客のニーズを満たせません。現状維持は退化である、と言われるように知識や情報とともに「自身の考え方」もアップデートしていく必要があります。

決して流行に流されるのではなく、流れに乗る、という変化への対応ができる、これはうまくいくオーナー様の特徴の一つです。

 

いかがでしょうか?うまくいくオーナー様の特徴を3点挙げさせて頂きました。

3つの特徴を見て頂いてお気付きだと思いますが、

「うまくいくオーナー様の特徴」=「優秀な経営者」の特徴です。


何度も言うように、不動産投資・賃貸経営 = 経営 です。

不動産投資・賃貸経営を成功させるためには、経営者としての考え方、知識、技術を磨く必要があるということです。

私どもオーナー様のパートナーとなるべき不動産コンサルタントも同様に、経営者としての視点を持てるよう、日々研鑽しております。

 

次回以降は目的・目標を達成するための具体的な『戦略』のお話を少しずつお伝えできればと思います。

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