不動産投資・賃貸経営には「目的」「目標」が大切。という事をお伝えしておりましたので、今回はその「目的」「目標」についてのお話です。
まず「目的」というと難しく考えてしまうかも知れませんし、何か大義名分のような高尚な内容が必要のように感じるかも知れません。ですが不産投資・賃貸経営の「目的」は皆様一人一人様々で、決して難しい内容である必要はありません。
例えば分かりやすいもので言えば、
「今より生活を良くすること」とか、
「子供たちに良いものを残すこと」とか、
「単に借金をなくす為」とか、
「先祖代々のものを守ること」なども目的かも知れません。
「不動産を持つというステータスとして」、という目的もありますよね。
簡単に言えば、不動産投資・賃貸経営をしたいと思った(やっている)動機のようなもので良いのです。自分で始めた場合もあれば、相続などで引き継いだ場合もあるかと思いますので、目的は人それぞれのはずです。
一番よくないのは「なんとなく」やっているという状態です。
特に相続をされた方などに多いのですが、「なんとなく」では行く先を見失いがちで、問題が起こった時の対応の判断基準がその時その時の状況やタイミングによって変わってしまい、結果お金が残らないとか赤字になってしまうなど、いわゆる失敗してしまう可能性が高くなります。
自分で始めたにせよ、相続など引き継いで行う事になったにせよ、自らの不動産投資・賃貸経営の行く先として「目的」を設定することは非常に重要なことです。
「目的」の設定ができれば次は「目標」です。これは「いくら?」とか「いつまでに?」といった数値に落とし込めるようなものが分かりやすいと思います。
例えば「今より生活を良くしたい」という「目的」があれば、「毎月いくらのお金が必要か?」といった「目標」の設定が必要になります。
「子供たちに良いものを残すこと」が「目的」であれば、どの位の収入を得られるものを残して、どれ位借入をなくしておくか?といった「目標」が、「単に借金をなくす為」が「目的」であれば、いつまでに借金を無くす、そのために毎月いくら必要か?の「目標」が必要になります。
攻める為にも、守る為にも、収入がマイナスでは攻めも守りも維持することも出来ませんので、そうならないための「目標」が必要です。いわゆる「目標」は稼ぎの数値化です。
この「目的」と「目標」の設定ができれば、次はその達成のための「戦略」を組むことができますので、続いては「戦略」のお話をしたいと思います。 続く
0 件のコメント:
コメントを投稿